施設情報

共用施設案内

「NMRプラットフォーム」は、北海道大学、東北大学、東京大学、 理化学研究所、横浜市立大学、生命創成探究センター、大阪大学、広島大学の8機関により構成されています。各施設の先端的なNMR施設と技術を利用することができます。各機関にマウスオーバーで概要、クリックで機関ごとの詳しい情報をご覧いただけます。

北海道大学の先端NMRファシリティが有する先端のNMR装置を対象として、共用事業を通して、産業界等の様々分野からの利用を促進するための取り組みを展開しています。また、種々のNMR教育プ ログラムを通して、学術、産業分野のNMR利用に貢献する人材の育成にも力を入れています。

最先端NMR装置と研究者が集結する日本最大・世界有数規模のNMR研究基盤であり、産業界、学術界を問わず幅広い分野の研究者、技術者に対して利用を提供し、豊富な経験と実績を有しています。代表機関として事業のとりまとめを担当しています。

生命創成探究センターが有するNMR装置を活用した共用事業を通して、全国の大学や研究所等の様々な分野の研究者を支援するための取組みを展開しています。また、学術および産業分野のNMR利用に貢献する人材の育成にも力を注いでいます。

大阪大学蛋白質研究所のNMR装置群は、世界最大級の磁場で稼働している950MHz NMRや700MHz 固体DNP、超高感度NMRなど世界最高クラスの性能を有し、400MHzから950MHzまで幅広い磁場の装置で構成されています。利用目的、研究課題に最適な装置をご提案いたします。

横浜市立大学鶴見キャンパス(生命医科学研究科 生命医科学専攻)が所有している6台の超高磁場超高感度NMRのうち、通常の溶液NMR、固体NMR、LC-NMRとして利用可能な950MHz NMR、480本のオ ートサンプラーが利用可能な800MHz NMR、19Fプローブと16本のオートサンプラーを装着しLC-NMRとしても利用可能な700MHz NMRなどの5台のNMR利用時間の一部を外部の利用者に供与するとともに、利用者の円滑な供用を支 援します。

東北大学東北メディカル・メガバンク機構が有する最先端のNMR装置について、共用事業を通じて産業界を含む様々な分野からの利用を受け付けます。またNMR利用に貢献する人材の育成や新たな利用方法の開拓にも取り組んでいます。

東京大学大学院薬学系研究科NMR施設では、600MHz, 800MHzの2台のクライオプローブ付き高磁場高感度NMR装置を共用に供します。800MHzは、15N/13Cの高感度直接観測が可能となっています。

生体分子構造解析用の700MHz、低分子化合物構造解析用の400MHz/500MHz、液晶・高分子ポリマー計測に対応した500MHz、固体測定600MHzのNMR装置を揃えています。多様な試料の幅広い測定ニーズに対応します。中国・四国・九州地区の企業・研究機関のユーザーの利用を歓迎します。技術講習や測定・解析支援も必要に応じて対応します。測定内容に応じて、理研など他拠点の装置利用を斡旋します。リージョナルセンターとしても活用ください。

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