溶液 950MHz
Bruker極高感度三重共鳴プローブ
cryoTCIプローブ(1H, 13C, 15N）
冷却プリアンプ
（1H, 13C , 2H))
AVANCE III
国立大学法人大阪大学 蛋白質研究所
大阪大学蛋白質研究所のNMR装置群は、世界最大級の磁場で稼働している950MHz NMRや700MHz 固体DNPなど世界最高クラスの性能の装置を含む400MHzから950MHzまでの幅広い磁場の装置で構成されています。利用目的、研究課題に最適な装置をご提案し、産業界からの利用を促進します。また有効かつ継続的に産業界に供するため、課題ごとの技術指導、施設利用、課題解決にとどまらず、産業利用を促進できる人材の育成と新たな利用ニーズの創製を目指しています。これらを通じて人材や産業の裾野を広げ、最終的にNMRや蛋白質科学の技術的・人材的な底上げを達成します。
施設の特徴
大阪大学蛋白質研究所のNMR装置群は、世界最大級の磁場で稼働している950MHz NMRや700MHz超高感度固体DNP-NMR装置など世界最高クラスの性能を有し、400MHzから950MHzまで幅広い磁場の装置で構成されています。19F-NMRを利用したライブラリー化合物に対するハイスループットスクリーニングによる薬剤-蛋白質複合体の評価なども可能です。目的、研究課題に最適な装置をご提案いたします。
大阪大学蛋白質研究所の取り組み
研究基盤を支える人材の育成・確保
企業研究者へのNMR利用技術の指導・育成を行うとともに、研究基盤を支える人材のレベルアップをはかります。さらに、講習会等と連動し、積極的な人材交流が可能な相互連携の場を提供し、利用ニーズの発掘や問題解決を行います。
産学連携の促進及び若手研究者の育成を目指し、機関間での人員の兼務と諮問、サバティカル様の相互滞在、企業研究者の出向などを推進します。
最先端技術開発研究の支援
特定課題利用枠による長期利用と、専任の技術指導研究員を雇用することで、企業による最先端技術開発研究を積極的に支援します。
最先端技術開発研究を現場で活かすため、ユーザーとの連携を強化し、種々のニーズに応えるための応用技術を幅広く展開します。特にNMRの周辺装置の利用を可能とする体制の整備を進めることで、NMR測定のための試料調整技術やデータ解析技術などのNMR周辺技術を含めた、ユーザーによる応用技術の開発の積極的なサポートを可能にします。
高度化に伴う提供増に対応して、特定課題利用枠を拡大して実施します。
利用可能装置
溶液 800MHz
Bruker極高感度三重共鳴プローブ
cryoTXIプローブ（1H,13C,15N）
冷却プリアンプ
（1H ,2H)
AVANCE III HD
溶液 600MHz
Bruker極高感度四重共鳴プローブ
cryoQCI-P(1H,13C,15N,31P）
冷却プリアンプ
1H,13C,2H
AVANCEIIIHD
溶液 500MHz
Bruker極高感度二重共鳴プローブ
cryoBBO H/F
1H/19F, BB（19Fを含む多核種測定用)
冷却プリアンプ
1H/19F,BB,2H
AVANCEIIIHD
溶液 400MHz
Bruker三重共鳴プローブ
TXI（1H, 13C, 15N）
二重共鳴プローブ
BBI（インバース、多核種）、BBFO（19Fを含む多核種測定用）
AVANCEIIIHD
SampleXpress
（オートサンプラー、60検体対応）
固体 500MHz
JEOL3重共鳴プローブ Triple (HXY)
MAS径: 3.2 mm, 4.0 mm
MAS回転数: 15 kHz(3.2 mm) 12 kHz(4.0 mm)
設定可能温度: -63 〜 67 ℃ （210 〜 340 K）
ECAII
固体 600MHz
JEOL固体DNP専用装置
2重共鳴プローブ Double(HC,DNP)
MAS径: 3.2 mm, 4.0 mm
MAS回転数: 5 kHz
設定可能温度: -243 〜 -173 ℃ （30 〜 100 K）
395GHzジャイロトロン
ECA II
固体 700MHz
JEOL三重共鳴プローブ
（4.0mm, 3.2mm, 2.5mm Triple (HXY)）
ECA II
固体 400MHz
JEOL
固体DNP専用装置
2.0mm Double
(HC, DNP)
新マイクロ波光源（AWG、AMC）
ECZ
固体 700MHz
JEOL固体DNP専用装置
2重共鳴プローブ Double(HC,DNP)
MAS径: 3.2 mm
MAS回転数: 5 kHz
設定可能温度: -243 〜 -173 ℃ （30 〜 100 K）
461GHzジャイロトロン
ECA II
