利用案内

国立大学法人大阪大学

最高性能の溶液NMR装置群と超高感度固体DNP-NMR装置

1.概要

国立大学法人大阪大学蛋白質研究所(以下「蛋白研」)のNMR装置群は、世界最大級の磁場で稼働している950MHz NMR700MHz 固体DNP、超高感度NMR、超高速マジック角回転など世界最高クラスの性能を有し、400MHzから950MHzまで幅広い磁場の装置で構成されています。
これらの蛋白研が有する先端的なNMR装置群について、産業界からの利用を促進します。また、蛋白研が有する先端的なNMR周辺装置・技術群(NMRスペクトル解析システム及びNMR試料調製システム)についても、産業界からの利用を促進します。
950 MHz NMR
700 MHz固体DNP超高感度NMRなど世界最高クラスの性能を有する装置群を有効かつ継続的に産業界に供するため、課題ごとの技術指導、施設利用、課題解決という短期的なものだけでなく、産業利用を促進できる人材の育成と新たな利用ニーズの創製をも目指します。

2.外部利用形態

利用形態は、次の2種類です。

(1)成果公開利用(有償、成果公開)

(2)成果占有利用(有償、成果非公開)

いずれの場合もNMR利用の経験の有無については問いません。

3.実施課題の選考

ⅰ.審査の方法

利用課題選定は、利用申請書の内容をもとに、蛋白研NMR施設代表である藤原教授を委員長とし、実施担当者1名以上と実施担当教員1名以上を含む、3名以上から組織する蛋白研NMR施設内審査委員会で行います。審査基準は以下の通りとなります。

 

(1)本公募の趣旨、および、蛋白研NMR施設利用規定への準拠

(2)蛋白研NMR施設利用の必要性と期待される成果の重要性

(3)実験の実施難易度

 

審査を通過した課題は、大阪大学蛋白質研究所長の決裁の後、NMR装置の利用が可能となります。審査の経過は通知いたしませんし、お問い合わせにも応じられません。また、提出された申請書類等の審査資料は返還いたしませんので、ご了承ください。

ⅱ.審査結果の通知等

審査結果については、申請者に対して、メール等で送る文書にて通知します。

4.申込方法

申請の前に下記リンクより申請書をダウンロードして以下の書類を確認してください。

-2023年3月3日改定-

利用内規    蛋白質研究所利用内規(pdf)

申請書 利用申請書(成果公開成果占有)(pdf) 記入例

誓約事項    誓約事項(成果公開成果占有)(pdf)

情報管理計画書    情報管理計画書(溶液固体)(pdf)

5.問い合わせ先

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘3−2
大阪大学 蛋白質研究所 機能構造計測学研究室
NMR有償利用担当
TEL. 06-6879-8598
MAIL nmrkaihou[at]protein.osaka-u.ac.jp([at]を@に変えてください)

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