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施設情報

独立行政法人理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター

NMR共用プラットフォームの代表機関として文部科学省より事業の委託を受け、事業のとりまとめを行います。平成28年度より実施機関として北海道大学、協力機関としてJEOL、Brukerを新たに加えた体制のもと、プラットフォームの運営体制を再構築し、高度利用支援体制の拡充、人材育成、連携ネットワークの構築を推進します。
実施機関として、「最先端利用開発」利用枠、「連携」利用枠の利用課題を実施し、NMR技術領域の発展や他の研究開発プログラム等との連携を通してNMR技術を活用したイノベーション創出の加速を図っていきます。また、イノベーション創出に必要な人材育成のための研修プログラムの実施を行うとともに、講習会・セミナー・シンポジウムを通じて学会等のコミュニティとの連携を深めていきます。

理化学研究所の取組み

プラットフォーム運営体制の再構築

NMR共用プラットフォームの代表機関として、運営体制の再構築を行います。具体的には、運営に必要な各種委員会の設置や取り組み課題ごとに必要に応じて専門部会の設置、その他、ポータルサイトを充実させ、ワンストップサービスの質の向上を図っていきます。


高度利用支援体制の拡充

理研NMR施設では、これまで国家プロジェクトへの参加等を通じて培ってきた技術開発、施設整備、人材育成、解析体制の構築などの成果を、広く国内外の企業や研究機関に対して、研究開発技術基盤として提供することにより、科学・産業全般の向上に貢献することを目指しています。
そのために、「最先端利用開発」利用枠、を設定して、NMR技術領域の拡大発展に寄与する利用課題を推進していきます。特に当施設では、一般的なNMR技術に加えて、安定同位体標識技術、超高磁場磁石技術、汎用性を備えるNMR検出器技術に強みがあり、特にこれらの観点から、利用者が円滑に利用できるよう、ユーザーニーズの把握、研究開発、NMR測定などの支援を行っていくことが可能です。また、「連携」利用枠では、他の研究開発プログラムと連携し政策効果を高める課題を実施していきます。


人材育成

高度技術支援者の技術・知識レベルの維持・向上のための研修プログラムを実施や、講習会・セミナー・シンポジウム等を学会等のコミュニティと連携して開催し、コミュニティの結成・強化に貢献していきます。
その他、他の共用プラットフォームとの連携や欧米のNMRプラットフォーム、アジアにおけるNMRプラットフォームと世界的な技術協力と連携体制による国際的ネットワークの構築を目指した活動を行います。


施設の概要

理化学研究所のNMR施設は、600~900MHzの高性能NMR装置を備えた研究施設です。 10台のNMR装置のうち、8台が極低温超高感度プローブを装着しています。そのうちの4台はサンプルを自動で測定することが可能なサンプルチェンジャーを装着しており、最大480本のサンプルを自動で測定することが可能です。その他、2つの測定を同時に行うことができる装置など、高性能な装置を保有しています。
多核種を測定できるプローブや、固体用プローブを装着した装置など、様々な用途に対応することができます。

施設図


利用可能装置

  • 固体
    900MHz
    JEOL

    3重共鳴プローブ (1H, 13C, 15N) MAS径2.5mm MAS回転数24kHz

    多核種 MAS径3.2mm MAS回転数20kHz
  • 固体
    700MHz
    JEOL

    3重共鳴プローブ DSI H-X/Y(1H 多核種)
    MAS径: 4 mm
    MAS回転数: 20 kHz
    設定可能温度: -100 〜 150 ℃ (173 〜 423 K)

    2重共鳴プローブ HX(1H 多核種)
    MAS径: 1 mm
    MAS回転数: 80 kHz
    設定可能温度: -40 〜 40 ℃ (233 〜 313 K)

    3重共鳴プローブ HCN(1H 13C 15N)
    MAS径: 1 mm
    MAS回転数: 80 kHz
    設定可能温度: -40 〜 40 ℃ (233 〜 313 K)

    2重共鳴プローブ CP MAS HX(1H 多核種)
    MAS径: 3.2 mm
    MAS回転数: 24 kHz
    設定可能温度: -20 〜 80 ℃ (253 〜 353 K)
  • 溶液
    900MHz
    Bruker

    極低温プローブ

    3重共鳴プローブ cryo TCI 1H-13C/15N
    サンプル管: 5 mm
    設定可能温度: 10 〜 70 ℃ (283 〜 343 K)
  • 溶液
    800MHz
    Bruker

    極低温プローブ
    オートサンプラー

    3重共鳴プローブ cryo TCI 1H-13C/15N
    サンプル管: 5 mm
    設定可能温度: -10 〜 70 ℃ (263 〜 343 K)
  • 溶液
    700MHz
    Bruker

    極低温プローブ
    オートサンプラー

    3重共鳴プローブ cryo TXI 1H-13C/15N
    サンプル管: 5 mm
    設定可能温度: 10 〜 50 ℃ (283 〜 323 K)

    3重共鳴プローブ cryo TCI 1H-13C/15N
    サンプル管: 5 mm
    設定可能温度: 10 〜 50 ℃ (283 〜 323 K)
  • 溶液
    600MHz
    Bruker

    極低温プローブ
    オートサンプラー

    2重共鳴プローブ BBO 1H-BB
    サンプル管: 5 mm
    設定可能温度: 10 〜 60 ℃ (283 〜 333 K)

    3重共鳴プローブ cryo TXI 1H-13C/15N
    サンプル管: 5 mm
    設定可能温度: 10 〜 50 ℃ (283 〜 323 K)

    2重共鳴プローブ cryo DCH 1H-13C
    サンプル管: 5 mm
    設定可能温度: 0 ~ 135 ℃(273 ~ 408 K)

    4重共鳴プローブ cryo QCI 1H-13C/15N/19F
    サンプル管: 5 mm
    設定可能温度: -50 〜 70 ℃ (223 〜 343 K)223−343 K
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